単語登録のルール なにを登録すればいいの?
1. なにを登録すればいいの?
Wordでの文章作成やOutlookでのメール作成などで、時短に使える単語登録ワザ 。
前回なにを、どういう短縮名で登録するのか ルールが大事
というお話をしました。
今回は、"なにを"登録するのかを考えたいと思います。
2. 結論 まずは熟語
結論からいいますと、まずは"熟語"です。熟語…2文字以上の漢字が連続してるやつですね。
"起承転結" みたいな4字熟語のほかに、
"会議" とか "会議室" も熟語です。
また、べつの機会でふれますが、
"添付ファイル" みたいな、熟語+カタカナ語も 熟語に含めると、
時短効果が高まります。
理由はこのあと検証しますが、 文章中に熟語はよく登場するんです。 その分、単語登録による時短効果がおおきいんです。
3. 熟語に時間を取られてる
日本語の文章中に、熟語はよく出てくるんです。そして、漢字変換が終わったあとの文字数の割に、
キーボードをたたく回数(タイプ数)はおおいんです。
つまりこういうことです。
・文章を書いてるとき、熟語のタイプに大きく時間を取られてる
→その分、単語登録によるタイプ数削減効果がおおきい
→時短になる
4. ざっくり検証
超ざっくり検証ですが、 日経新聞から一文抽出してみました。気象庁は、北日本では5日にかけて 猛吹雪や大雪に警戒するよう求めた。…33文字です。
もちろん、この文章があらゆる日本語文章の代表、
というわけじゃないですが、
社会人向けの、まあ、しっかりした文章ということで。
ちなみにひらがなとローマ字ではこんな感じ。
きしょうちょう は 、 きたにっぽん で は
5 にち に かけ て もうふぶき や おおゆき に
けいかい する よう もと め た 。
…51文字
kisyoutyou ha 、 kitanippon de ha
5 niti ni kake te mouhubuki ya ooyuki ni
keikai suru you moto me ta 。
…82文字
日本人のおおくが採用してる
"ローマ字入力" (※)でタイプ数を数えてみますと、
熟語は、
気象庁 kisyoutyou 10
北日本 kitanippon 10
猛吹雪 mouhubuki 9
大雪 ooyuki 6
警戒 keikai 6
→13文字、タイプ数41
熟語じゃない単漢字は、
日 niti 4
求 moto 4
→2文字、タイプ数8
ひらがな等(句読点、数字含む)は、
は 、 ha 、 3
では 5 de ha 5 5
にかけて ni kake te 8
や に するよう ya ni suru you 11
めた。 me ta 。 5
→18文字、タイプ数33
まとめると、
合計(33文字) タイプ数82
熟語 (13文字) タイプ数41→全体の50%!
ひらがな等 (18文字)タイプ数33
単漢字 (2文字)タイプ数8
※ わたくしが大好きな"かな入力" なら、
タイプ数51ですが、これはべつの機会に…
ということで、熟語のタイプ数の多さ、
感じていただけたのではないかと思います。
ちょっと長くなったので、次回へつづきます。
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