単語登録のルール 3字熟語を登録するメリットあるの?


目次


 1. 前回までのお話し
 2. 結論。タイプ数削減+打ちやすさ
 3. 打ちにくい(遠い)キーを、打ちやすいキーへ
 4. 打ちにくい流れ(運指)を、打ちやすい流れへ


1. 前回までのお話し


Wordでの文章作成やOutlookでのメール作成などで、
時短に使える単語登録ワザ 。
前回までに、こういうお話をしました。
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  • パソコンで文章を書くとき、
    熟語のタイプに大きく時間を取られる

  • 熟語に単語登録を活用すれば、時短しやすい

  • 2字熟語は、各漢字の頭文字で単語登録する
    例)「結論」 なら、「けろ」

  • 3字熟語も基本おなじルール
    ただ、他の3字熟語との頭文字衝突は、
    まず起こらない

  • なので、頭文字に「が」とかが来たら
    「か」にしてもOK
----------------------
今回は、3字熟語を
「頭文字ルール」で単語登録するメリット
について、まとめたいとおもいます。


2. 結論。タイプ数削減+打ちやすさ


結論からいいますと、タイプ数削減+打ちやすさ、です。

頭文字しか入力しないので、
タイプ数削減は当然なのですが、
打ちやすさも付いてきます。

具体的には以下2つです。
・打ちにくい(遠い)キーを、打ちやすいキーにできる
・打ちにくい流れ(運指)を、打ちやすい流れにできる

順に見ていきたいと思います。


3. 打ちにくい(遠い)キーを、打ちやすいキーへ


まずは、打ちにくい(遠い)キー、です。

キーボードのどの文字に入力ミスがおおいかは、
手の大きさなども影響するので、
個人差はあると思いますが、一般的には、

①ホームポジションから遠いキー
②不器用と言われる小指担当のキー

だと思います。


ローマ字入力なら
①は「b」や「y」や「-」、
②は「p」「q」とかでしょうか。

かな入力なら
①は「へ」「ー」「む」、
②は「゛」「゜」とかですね。


たとえば「抜本的」を例にします。

仮に2字熟語の頭文字ルールをあてはめると、
「ば(ba)」「ほ(ho)」「て(te)」です。

半濁音を頭文字にふくめないので、
この段階でも、「ぽ(po)」が「ほ」になり、
②(p)をへらせているのですが、

3字熟語ルールだと、
さらに濁点もふくめないので、

「は(ha)」「ほ(ho)」「て(te)」です。

①(b)もへらせます。
(長くなってきたので、かな入力は次回に...)


4. 打ちにくい流れ(運指)を、打ちやすい流れへ


次は、打ちにくい流れ(運指)、です。

代表的なものは、
③同じ指で押すキーが、連続する流れ
です。

ローマ字入力なら、
・人差し指が連続する「む(m u)」
・中指が連続する「き(k i)」
あたりでしょうか。


たとえば「無鉄砲」を例にします。

仮に2字熟語の頭文字ルールをあてはめると、
「む(mu)」「て(te)」「ほ(ho)」です。

半濁音を頭文字にふくめないので、
この段階でも、「ぽ(po)」が「ほ」になり、
②(p)をへらせているのですが、

3字熟語だと、
他の3字熟語との頭文字の衝突を
ほとんど気にしないでいいので、

「み(mi)」「て(te)」「ほ(ho)」
にしても、まったく問題ありません。

これで③(mu)もへらせます。


uのとなりのi キーに変えることで、
人差し指の次が、中指、
というように運指を改善しているのです。



ただし、注意としては、「無鉄砲」だけ
「む(m u)」を「み(m i)」
に変えるのではない、ということです。

「無関心」も「無関係」も「無期限」も、
運指改善のために、すべて
「む(m u)」を「み(m i)」に変える
というルールを作る
ということです。

このルールがしっかりしていれば、
「む」を「も」にしようが構わないのです。

次回につづきます。

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