単語登録のルール 2字熟語の全部を登録するの?

目次



1. 前回までのお話し

Wordでの文章作成やOutlookでのメール作成などで、
時短に使える単語登録ワザ 。

前回までに、こういうお話をしました。

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  • パソコンで文章を書くとき、
    熟語のタイプに大きく時間を取られる

  • 熟語に単語登録を活用すれば、時短しやすい

  • 2字熟語は、各漢字の頭文字で単語登録する
    例)「結論」 なら、「けろ」

  • この「頭文字ルール」で、単純計算だけど、
    大学入試レベルの熟語数をカバーできる
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今回から、
3文字熟語のお話をしようと思ったのですが、
その前にそもそも、
2字熟語の全部を登録するの?
という話です。


2. 2字熟語の全部を登録するの?

もともとの目的に立ち返りますと、
単語登録の目的は、
タイプ数の削減による時短です。

そのため、最初からタイプ数の少ない熟語は、
単語登録しても効果がありません。

「未知」や「下位」など、かな2文字の熟語は、
「頭文字ルール」を当てはめても「みち」「かい」。
効果がないどころか、漢字変換のスペースキー分、
タイプ数がふえてしまって逆効果ですね。


かな3文字の熟語は、
ぎりぎりタイプ数が少なくなることが多そうですが、
単語登録の数がおおくなるほど、
短縮した読みの衝突が多くなります。



3. 結論。かな4文字以上の熟語

ですので、私のおすすめは、
・自分が2回以上使った熟語を登録する
・かな4文字以上の2字熟語を登録する

です。


まず、自分が使わない熟語は、
登録してもムダです。

日々、自分が送信したメールを見直して、
「この熟語また使ってる」、
と思ったものから登録していきましょう。

上司や同僚がよく使う熟語でも、
自分が使わないものは登録しません!


つぎに、かな4文字以上にしぼって登録しましょう。
3文字以下なら、
変換がむずかしい特殊なもののみ登録する、
といったルールきめが大事です。


4. 短縮したよみの衝突もへる

このように、単語登録する熟語を、
「自分がよく使うかどうか」
「タイプ数削減効果がおおきいか」

で絞り込むことが大事です。

こうすることで、
短縮したよみの衝突もへることになります。



次回からは、3字熟語についてみてみたいと思います。

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