単語登録のルール 3字熟語は、どう短縮して登録するの?(続)
目次
1. 前回までのお話し
2. 結論。濁点は頭文字から省ける。
3. 拗音のy省略も、2字熟語とおなじく使える
4. 基本的に2字熟語と同じルールでOK
1. 前回までのお話し
Wordでの文章作成やOutlookでのメール作成などで、時短に使える単語登録ワザ 。
前回までに、こういうお話をしました。
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・パソコンで文章を書くとき、
熟語のタイプに大きく時間を取られる
・熟語に単語登録を活用すれば、時短しやすい
・2字熟語は、各漢字の頭文字で単語登録する
例)「結論」 なら、「けろ」
・この「頭文字ルール」で、単純計算だけど、
大学入試レベルの熟語数をカバーできる
・3字熟語も、「頭文字ルール」だけど、
2字熟語より、すこし楽な短縮ルールでOK
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今回は、この最後の、
3字熟語も、「頭文字ルール」だけど、
2字熟語より、すこし楽な短縮ルールでOKについて、
検証したいとおもいます。
2. 結論。濁点は頭文字から省ける。
結論からいいますと、濁点は頭文字から省けます。前回の記事で出てきたものを例にすると、
まず、濁点を省かない頭文字は、
・具体的 → ぐ + たい + てき → ぐ た て
・頭文字 → かしら + も + じ → か も じ
ですが、
これをかな入力でタイプすると、どちらも
「く + ゛ + た + て」
「か + も + し + ゛」
の4タイプです。
ここから濁点を省いて
「く + た + て」
「か + も + し」
の3タイプにしても、
組み合わせる頭文字が3文字にふえているので、
読みの衝突はほとんど起きません。
かな入力の場合は、
どちらも本来の6タイプが3タイプに、
半分に時短できます!
3. 拗音のy省略も、2字熟語とおなじく使える
3字熟語の場合も、頭文字には拗音がよーく出てきますが、
拗音のy省略も、2字熟語とおなじく使えます。
3字熟語は「2字熟語」+「接尾語」、
というパターンがよく現れます。
社会人の方は業種によっても、
よく使う3字熟語がかわってくると思いますが、
私がよく使うのは、「管理」です。
①「管理」+「室(しつ situ)」
②「管理」+「者(しゃ sya)」
③「管理」+「証(しょ+う syo+u)」
といった感じ。
単に「ゃ」や「ょ」を省くと、
①-③すべて頭文字「かりし」ですが、
y省略をあてはめると
①「かり」+「し(si)」
②「かり」+「さ(sa)」
③「かり」+「そ(so)」
となり、短縮した読みの衝突を回避できるんです。
y省略は、2字熟語の場合とおなじですね!
くわえて、3字熟語には
まったくおなじ2字熟語+接尾語という構成がおおい、
ということを踏まえると、
接尾語が「し」とかで衝突してしまわないように、
y省略をしたほうがいいんです。
4. 基本的に2字熟語と同じルールでOK
ということで、
基本的には2字熟語と同じ、
短縮ルールがあてはめられます。
3字熟語もたくさん登場しますから、
ここでもたくさん時短できますよ!
次回につづきます。
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