単語登録のルール 5字熟語を どう短縮して登録するの?

目次


1. 前回までのお話し
2. 結論。頭文字を、3文字分とりだすルール。
3. 2字熟語の1文字目+3字熟語の1、3文字目



1. 前回までのお話し


Wordでの文章作成やOutlookでのメール作成などで、
時短に使える単語登録ワザ 。

前回までに、こういうお話をしました。

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・パソコンで文章を書くとき、
   熟語のタイプに大きく時間を取られる

・熟語に単語登録を活用すれば、時短しやすい

・2字熟語は、各漢字の頭文字で単語登録する
   例)「結論」 なら、「けろ」

・3字・4字熟語も、基本おなじルールで 単語登録活用できる。
   時短できる!

・じつは5字熟語も、
   2字熟語と3字熟語のくみあわせで、よく登場する!

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前回は、5字熟語が

前半が 2字熟語、後半が 3字熟語  または
   前半が 3字熟語、後半が2字熟語

前半が、後半の熟語を修飾している

構成で、よく登場する、
というお話をしました。


今回はこれをふまえて、
5字熟語の単語登録ルールを
考えていきたいと思います。



2. 結論。頭文字を、3文字分とりだすルール。



結論からいいますと、
頭文字を3文字分とりだすルールがおすすめです。

頭文字を3文字分とりだせば、単純計算で
50音×50音×50音=125,000
の語彙をカバーできるので、

単語登録用に、短縮した「読み」をかんがえるときは、
このルールは幅広くつかえます。


ただし、
5文字分の漢字から3文字分をとりだすわけなので、

いざ入力する際に、思い出すのに困らないよう、
ちゃんとルールをきめておく必要があります。


ここで、冒頭でお話しした以下が材料になってきます。
前半が 2字熟語、後半が 3字熟語  または
   前半が 3字熟語、後半が2字熟語




3. 2字熟語の1文字目+3字熟語の1、3文字目



ということで、
2字熟語の1文字目+3字熟語の1、3文字目を
頭文字としてとりだす


これが答えです。


以下で実際に例をしめしたいと思います。
前回も使ったサンプルです。


まずは仕事でよく使うようなものです。
単純に頭文字を5つ分とりだすところまでですと、

希望的 + 観測 → きぼて かそ
一般的 + 問題 → いぱて もだ
発展的 + 解消 → はてて かしょ
業務 + 効率化 → ぎょむ こりか
事務 + 効率化 → じむ こりか
生産性 + 向上 → せさせ こじょ
立体 + 駐車場 → りた ちゅしゃじょ
月極 + 駐車場 → つぎ ちゅしゃじょ
立体 + 交差点 → りた こさて
挙動 + 不審者 → きょど ふししゃ
右折車 + 専用 → うせしゃ せよ


ここから
2字熟語の1文字目、3字熟語の1・3文字目をとりだすと

きぼて かそ        → きて か
いぱて もだ        → いて も
はてて かしょ       → はて か
ぎょ(gyo)む こりか     → ご(go) こか
じむ こりか        → じ こか
せさせ こじょ       → せせ こ
りた ちゅ(tyu)しゃじょ(zyo) → り つ(tu)ぞ(zo)
つぎ ちゅ(tyu)しゃじょ(zyo) → つ つ(tu)ぞ(zo)
りた こさて        → り こて
きょど ふししゃ(sya)     → こ ふさ(sa)
うせしゃ(sya) せよ     → うさ(sa) せ

※拗音は、y省略ルールをあてはめています。
※わたしはかな入力派で、
  「゛」に1タイプよけいに必要なので、
  「゛」は省略しています。


このルールを活用して、
ぜひ時短を実現したいですね!


次回は、
漢字熟語の単語登録ルールとしては、
たぶん、最後です。


6字熟語以上、
の場合を考えてみたいと思います。

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