単語登録のルール どう短縮して登録するの?

1. どう短縮して登録するの?

Wordでの文章作成やOutlookでのメール作成などで、
時短に使える単語登録ワザ 。
前回までに、こういうお話をしました。


 パソコンで文章を書いてるとき、
 熟語のタイプに大きく時間を取られてる
 →その分、単語登録によるタイプ数削減効果がおおきい
 →まずは熟語から単語登録すれば、時短になる


今回は、2字熟語について、
具体的にどう短縮して登録するか?を、
ご紹介します。

2. 結論。頭文字。

結論からいいますと、頭文字です。 

この記事のタイトル「どう短縮して登録するの?」を例にすると、

・短縮 → ん + しゅく → tann + syuku
・結論 → つ + ん → ketu + ronn

こんな感じで、
「たしゅ」という短縮した読みで、「短縮」を、
「けろ」という短縮した読みで、「結論」を、
単語登録しておくのです。 

「短縮」では、本来タイプが必要だった「nn ku」が不要になり、
「結論」では、「tu nn」が不要になります。

それぞれ、9タイプが5タイプに、
8タイプが4タイプに削減できます。
後者については、半分ですよ半分。
すごいじゃないですか。
時短です。はい。

3. 母音も入れるの?

でも、「結論」なら、ketu + ronn にすれば、
「k r 」の2タイプで済むのに、
 「e」や「o」の母音は必要なんでしょうか?

 必要です。母音も入れておくのがおすすめです。
母音を入れないと、例えば、

 「関連」「管理」「給料」「計量」「効率」

 このへんも全部「k r 」になってしまうので。


単語登録の数がふえてくると、
短縮した読みの衝突が避けられません。
すると、漢字変換のとき、変換候補がふえてしまいます。 
→候補から "選ぶ" 手間がふえると、 時短効果が減ってしまいます。
    タイプ数の削減と、"選ぶ" 手間のバランスが大事です。
    なので、

頭文字の単語登録で、タイプ数をへらすことと、 
母音も含めておき、読みの衝突を減らすことが、 
時短のポイントです

 ※ わたくしが大好きな"かな入力" なら、
 2タイプで「けろ」と打てるのですが、
これはべつの機会に…

 母音を入れても、もちろん衝突は避けられません。
 「堅牢」とかも、「結論」とおなじ「けろ」になっちゃいますしね、
 でも、衝突はそうとう減ります。

 これについては次回へつづきます。

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