単語登録のルール 短縮した読みの衝突は、どう防ぐの?
1. 短縮した読みの衝突は、どう防ぐの?
Wordでの文章作成やOutlookでのメール作成などで、
時短に使える単語登録ワザ 。
前回までに、こういうお話をしました。
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- パソコンで文章を書いてるとき、
熟語のタイプに大きく時間を取られてる
→その分、単語登録によるタイプ数削減効果が大
→まずは熟語から単語登録すれば、時短になる
- 2字熟語は、各漢字の頭文字で単語登録する
例)結論 → け(ke)つ (tu)+ ろ(ro)ん(nn)
「けろ」という短縮した読みで、「結論」を、単語登録しておく。
→頭文字の子音「k r 」だけでなく、
母音もふくめた「ke ro」(つまり「けろ」)で登録すれば、
「短縮した読みの衝突」も少なくなります。
衝突がなければ、漢字変換も1発です。
でも衝突をゼロにはできません。
おなじルールで「堅牢」とかも登録していると
「結論」とおなじ「けろ」になっちゃいます。
→漢字変換のとき、"選ぶ" 手間がふえてしまうと、
時短効果が減ってしまいます。
単語登録する熟語の数がふえればふえるほど、
衝突の可能性がふえていきます。
この、頭文字ルールは妥当なんでしょうか?
2. そもそも日常使う熟語の数って、どれくらい?
そもそも日常使う熟語の数って、どれくらいなんでしょう。
一般的には、大学入試レベルの熟語を使うひとがおおい、
と考えると、そういう入試対策本にヒントがありそうです。
入試漢字マスター1800+ (河合塾シリーズ)
これがAmazonでベストセラーでした。
1,800語彙です。
他には、2,400、2,500、2,800というものもありました。
大学生になってから新しい熟語をどんどん覚える、
ということもあまりないでしょうから、
(猛勉強している大学生の方にはすみませんが…)
卒業後に社会にでたりしても、
まあこのくらいの数の熟語を使うひとが多そう、
といえるのではないでしょうか。
3. 頭文字ルールで、2,500くらいカバーできる
お話しした頭文字ルールでは、
単純計算で2,500の熟語をカバーできます。
「あ」〜「ん」を50音として、
そこから、2文字を使うので、
50×50=2,500
です。
もちろん、「ん」から始まる熟語はない、とか、
「が行」「ざ行」とか含めれば、
「50音」じゃなくて50よりももっとおおい、とか、
いろいろあるのであくまで単純計算ではありますが、
大学生レベルをだいたいカバーできるルールといえそうです。
ちなみに頭文字でも子音のみのルールにしてしまうと、
「a」〜「z」の26音から、2文字を使うので、
26×26=676
です。
これだとちょっとカバーできないですね。
ということで、
頭文字(母音ふくむ)ルールを使えば、
日常使う熟語を、だいたいカバーできそう、
と感じていただけましたらうれしいです。
4.「じ」とか「きゃ」とかどうするの?
ただし、まだ考えておくことはあります。
上でも少しふれましたが
「じ」とか「きゃ」とか「ぱ」。
いわゆる、濁音、拗音、半濁音、
っていうものたちです。
これらの「頭文字」をどう考えてルールにするのか、
これについては次回へつづきます。
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