単語登録のルール 固有名詞って どう短縮して登録するの?(続)

目次


1. 前回までのお話し
2. 同じ部署の人は、全員「さん付け」登録しておく
3. 難漢字のヒトや、接点うすいヒトも覚えなくていい
4. 人名以外の場合は?


1. 前回までのお話し


Wordでの文章作成やOutlookでのメール作成などで、
時短に使える単語登録ワザ 。

前回までに、こういうお話をしました。

----------------------
・パソコンで文章を書くとき、
   熟語のタイプに大きく時間を取られる

・熟語に単語登録を活用すれば、時短しやすい

・熟語は、各漢字の頭文字で単語登録する
   例)「結論」 なら、「けろ」

カタカナ語だって、
   単語登録を活用すれば、時短しやすい


カタカナ語は、「アクセント」で2つに区切り、
   それぞれの頭文字で単語登録する

   例)「リサイクル(rìːsάɪkl)」 なら、「リ」「サイクル」→「りさ」

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そして前回は、
固有名詞も熟語だと思えば、
4字熟語や3字熟語のルールをつかって
単語登録できるということ、

また、人名+「さん付け」を単語登録しておくと、
主に会社の上司や同僚の名前を打ち込むときに
日常よく使えて、とても便利に時短できる

というお話をしました。


今回は、その「さん付け」について、
どこまでの人を単語登録しておくの?

という点について、補足しておきたいと思います。


登録していると思った人が
実は登録されていなかったときは、

当然ですが何回スペースキーを連打しても、
変換候補には、その「さん付け」が
全く登場せず、

時短どころか、むしろ
時間をロスしてしまうということになります。



2. 同じ部署の人は、全員「さん付け」登録しておく



私のおすすめは、
同じ部署の人は、全員「さん付け」登録しておく
です。


普通の漢字熟語を単語登録するときは、
単語登録作業そのものに、
多少の手間がかかりますから、

何でもかんでも単語登録するわけにはいきません。

なので、
「自分が2回以上使った単語を登録する」

というルールで、登録対象を決めています。


ですが、同じ部署のひとは、事情が違います。
会社の同じ部署のひとであれば、

・緊急電話連絡網
・内線番号一覧
・組織図

等で、加工すれば、
まとめて単語登録できるデータが
既に存在していることがおおい


のです。
これが、普通の漢字熟語等との大きな違いです。



3. 難漢字のヒトや、接点うすいヒトも覚えなくていい



部署全員登録ルールのメリットは、
誰を登録しているかがはっきりすることに加えて、

難漢字のヒトや、
接点うすいヒトの漢字も覚えなくていい


というものもあります。


さいとうさん、の「さい」の字って、
何種類もありますよね。

齊、齋、斎、斉…
これらを覚えるの、無理ですよね。
間違えたら失礼ですし。


他にも、きくちさん、とかは難しい感じではないものの、
菊池(いけ)さんと、菊地(ち)さん

といった感じです。落とし穴がありますしね。


これら難漢字のヒトや、落とし穴系の人に加え、
普段接点のうすいヒトの漢字も、
一回まとめて登録しておくと、
ほんとうに便利に使えます。


もし接点がうすいヒトであっても
本人が見ているときにタイピングする機会があると、
『自分の名前を単語登録してくれているんだ』

と、その方を大事に思ってますよ感を
だせてしまったりします。



4. 人名以外の場合は?



人名以外の場合もあります。
部署名等ですね。

これら固有名詞も熟語だと思えば、
4字熟語や5字熟語、カタカナ語のルールをつかって
単語登録できます。

・営業本部→えこほふ
・システム部→してふ
・商品企画部→そきふ
・販売促進部→はそふ
・経営企画部→けきふ

こんな感じですね。


課や係の名前についても、
おなじようにできますね。

固有名詞も熟語だと思えば、
単語登録を活用して、時短できる
のです。


次回につづきます。

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