旧JISかな入力の改造 37章.蛇配列Ver1.0の振り返り(続々)

前回、前々回の振り返りが
興味深かったのでもう少し。


蛇配列Version1.0では、、
  • 旧JISかなとおなじ位置の文字→20コ
  • 違う位置の文字→17コ
  • 単打<=>シフト側の違いはあるが同じ位置→19コ
  • かな入力にない定義を追加したもの→65コ


という結果になりました。
黒と赤と青がほぼ同じくらいですね。

黒と青なら、かな入力で覚えた労力を
極力無駄にしていないと言えるでしょうから

旧JISかな入力で定義されている
2/3くらいは無駄にしない配列になっている


といえるでしょう。




でも、それにつけても
追加した緑色の定義数の多さよ、、、

これってほぼすべて、
拗音です。
日本語には拗音のなんと多いことよ。




まあでも、あげだしてみれば、
実際多いですもんね。

・きゃ、きゅ、きょ
・しゃ、しゅ、しょ
・ちゃ、ちゅ、ちょ
・にゃ、にゅ、にょ
・ひゃ、ひゅ、ひょ
・みゃ、みゅ、みょ
・りゃ、りゅ、りょ

・ぎゃ、ぎゅ、ぎょ
・じゃ、じゅ、じょ
・びゃ、びゅ、びょ
・ぴゃ、ぴゅ、ぴょ

少なくともこれだけありますもんね。
カタカナで登場する
てぃ でぃ しぇ じぇ 
とか加えるともっとありますし。



これらに加えて、

拗音+う も定義してます。
・きゅう、きょう
・しゅう、しょう
・ちゅう、ちょう
・にゅう、にょう
・ひゅう、ひょう
・みゅう、みょう
・りゅう、りょう

・ぎゅう、ぎょう
・じゅう、じょう
・びゅう、びょう、ぴょう

こんなにありますよ。
疲れたー


これら全部、2打で打てるように定義してますからね。
そりゃ定義数も増えるというものです。

※みゅ、ひゅう、びゅう は除く。
これらはまだ定義できてません。場所がない 涙



ということで、
日本語には拗音が多いことを再確認しました。

そういえば拗音が多くて、それらの入力が面倒だと思ったことが、
蛇配列開発の動機の一つだったなと、
再認識したというところです。

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